AGEってご存じですか?
今日は蒸し暑いですねえ。
一体全体今年の梅雨はいつまで続くのかしら。
お米は大丈夫かしらと心配になります。
そして以前も取り上げましたこの本。
繰り返し「AGE」という言葉が出てきます。
AGEとは、糖とタンパク質を含む食材を加熱すること発生する終末糖化産物というものです。
著者の牧田先生のクリニックのホームページに詳しく書かれていますので、そちらをご参考に。
このAGEがガンや糖尿病などすべての生活習慣病の原因であるとされています。
「焦げたサンマは食べちゃいけない」ってよく言われましたが、その一方で、少し上の世代の方からは「焦げは胃薬になる」とも言われ、あまり焦げは気にしていませんでした。
焦げたサンマを一度に1万匹も食べないと身体に害がない、なんていうことも聞いたことはありませんか?
ということで、食品の焦げなんて気にしていませんでした。
だって焦げというか、しっかり焼くことでおいしくなるんですもの。
ですがこの本を読んで、長時間加熱することがちょっと恐ろしくなってしまい、最近はカツオのたたきとか、牛シャブとかそんなメニューばっかりです。
暑いからいいですけれど。
ですが、そんなことでは似たようなおかずばっかりになりますので、焼き物も食べることにします。
そんな時には、お酢を一緒に食べると良いそうです。AGEを減らせるそうですよ。
中でも「酢玉ねぎ」がお勧めだそうです。
なので素直なワタシは、冷蔵庫に必ず酢玉ねぎを常備するようになりました。何にでも合うのでお勧めです。
スライサーで繊維に沿って薄く切り、入れ物に入れてお酢をかけるだけです。
しばらくすると辛みも抜けておいしいです。
そういえばフランス料理って長時間火を通すものが多いのですが、最後に必ずバルサミコをかけますよね。あれもAGEを減らすために効果があるのかな、と思います。
フレンス料理って17世紀のルイ14世のころから脈々と受け継がれてきたものですので、すごく研究されています。ちょっと勉強したいと思うくらいなんです。
実はちょっとした調味料の使い方に、身体への負担を軽くする秘密が隠されているような気がします。
お刺身につけるワサビとかもきっとそうですね。
ということでAGEとの付き合い方、ちょっと考えてみます。
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