肺の周辺を広げましょう。
コロナウイルスの脅威がなかなか収まらず、不安な日々を送っておられる方も多いかと思います。
家から出るのがちょっと怖かったり億劫だったり・・・
そんな時でも身体は動かした方が良いですよ。
まずはわれらがKAZUOさまのご登場です。
①まず仰向けになり、右足を上にして組みます。そのまま両膝を左側へ倒し、横向きになります。この時両手を伸ばして右手のひらを左手のひらにぴったりと重ねます。
②そして右手を肘を伸ばしたまま頭の方から背中の方へ、できれば床を撫でるようにゆっくりとまわしていきます。
(KAZUOさまはちょっと手が短いので無理ですが、イメージはこんな感じで)
③できるだけ遠くを触るように後ろから下へ腕を回し、①に戻ります。
ゆっくり時間をかけて3回ほど。右肩の付け根が良く伸びて、胸も広がります。
終わったら反対側も。足は左足を上にして組みなおします。
次はストレッチポールを使ったやり方です。
ない場合は座布団や、バスタオルを二枚重ねて丸めたものでも大丈夫です。気持ちよく背中を反らせましょう。
肩甲骨の下の位置にストレッチポールを置き両手を上にして、寝そべります。
これだけでもだいぶ胸が広がりますが、更に肋骨の下に肋骨を開くように指を差し込んで左右にゆっくり広げてみましょう。(肋骨は柔らかいので折れやすいです。あまり力ずくでなさいませんよう)
横隔膜が硬くて指の入らない方も多いのですが、それは呼吸が浅くなる原因になります。
横隔膜を徐々に柔らかくするつもりで、指を肋骨の下に入れていきましょう。
痛みを感じる場合は少しずつです。
鼻から吸って肋骨の下に指を差し込んでいきます。
鼻から吐いて、緩めます。5回ほど繰り返しましょう。
そしてついでに腹筋も鍛えます。
ストレッチポールを骨盤の位置まで下げ、腰を浮かせて両足を伸ばします。片足ずつ自転車をこぐようにゆっくりと遠くへ伸ばしていきます。
ストレッチポールの位置によって、腹筋の効いてくる場所が変わります。
骨盤の中心くらいですと丁度丹田あたりの筋肉に効きますよ。
お腹のどこが硬くなるか、ご自分でさわりながらやってみましょう。
これはバレリーナの吉田都さんがおすすめしていたトレーニングです。
体幹を美しく保つ効果がありますよ~~。
胸を広げると姿勢の改善にもなりますし、何より呼吸が深くなりますので、疲れにくくなります。
0コメント