春はデトックスの時期です
お彼岸が過ぎたばかりだといいますのに、桜が満開になりそうです。
ここ数年は季節が前倒しになっていますね。
うちの娘たちの頃は、入学式の写真に桜が写っていますが、今では卒業式に桜です。
そんな春先の時期には、人は不安定になりやすいとされています。
「めぶきどき」なんて言われ方をしますね。
私が小さい頃は、この時期になると母親が
「今はめぶきどきで、変な人が増えるから気をつけるように」
と言うので、学校の行き帰りなんかには注意したものです。
そんな「めぶきどき」には、漢方では「気」をあげる食べ物をとるといいとされています。
香りの強いもの、お酢などの酸味、そして苦味のあるものに、そんな効果があると考えられています。
「気」が上がると、冬の間に体に溜まったものが、外に出やすくなります。
春はそんなデトックスの時期です。
山菜などは香りが強くて苦味のあるものが多いので、山菜をこの時期に食べるのは理にかなっているんですよ。
タラの芽とかウドとか、蕨やゼンマイなんかも。。菜の花なんかも苦味があっていいですね。
そしてうちでは、この時期になると、庭の山椒が一気に新芽を出します。
この新芽を摘んで佃煮にします。
もう少しして、タケノコ時期には付け合わせとして、そのまま飾ってもいいですし、この葉をすりつぶして木の芽味噌にしても美味しいです。
実はこの新芽を摘まないと、えらいことになるのです。
今はまだ新芽なので、柔らかくていくらでも摘めるのですが、これが数週間もすると触れなくなります。
棘がすごいんです。
すると、どんどん茂ってしまって。。刈り込むこともできなくて大変なことに。。
刈り込んだものをゴミに出す時も「危険⚠️トゲあり‼️」って書かないと、収集の人にケガをさせてしまうほどです。
と言うことでせっせと積みました。
山盛りです。それでもまだまだあります。
そして、花も見つけました。
花は食べませんが、後には実がなります。
山椒の実、実は棘が嫌で今まで摘んだことはありません。
なので、それが下に落ちて、小さい木がいっぱいできてる‼️
それも小さいううちに引き抜かないと、根が張って大変なことに。
今年はちょっと勇気を出して山椒の実で何か作ろうかな。
ちょっと山椒の木に追い立てられている気分です。
ですが山椒は美味しくてすきですし、この時期に食べるといいとされていますので、ありがたくいただくことにします。
まずは佃煮から‼️
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