色の組み合わせにゾクゾクします😊
こんばんは。
最近気づいたことがあります。
それは、ワタシがある色の組み合わせに、強く反応してしまうということ。
ショッキングピンクと水色
薄いピンクと黄緑色
マゼンタと群青色
この組み合わせを見ると、脳の中で何かが動きます。
今読んでいるこの絵本。
ショッキングピンクと水色の組み合わせです。
(水色部分が少なくてごめんなさい)
その組み合わせを見ると手に取らずにいられない。。
ですが、その組み合わせの服を着たことはありません。
自分にまとわせるのではなく、視界に入れておきたいんです。
ですので、絵本はそれがとても簡単にできるツールで大好きです。
薄いピンクと黄緑色の組み合わせの絵本はコレ。
1966年に出版されて今でも売っているロングセラーです。
このゾウさんの頬紅と周りの緑の対比がダイダイ大好きです。
もちろんうちの本棚にもあります。
ただ、娘たちはそれほど反応しなかった気がします。
ワタシは小さいころこればっかり読んでいた記憶が。。
そしてマゼンタと群青色はこれ。
表紙の下にいる女の子の衣装が本当にステキです。
スロヴァキアの民話ですが、お衣装はロシア的。
それもそのはず、ワタシの大好きな丸木俊さんが絵を描いていらっしゃるのですが、何度かソビエトにいらした経験をお持ちなので、ロシア的な色彩が各所に見られます。
このお話が本当に大好きで、多分ずうっとどこに行くのも持ち歩いていた気がします。
当時福音館が発行していた「あいうえおブック」?という月刊誌みたいなものに、掲載されていたのが最初かと思います。
ですが、すぐに親に処分されてしまったために、ワタシの中では丸木俊さんの「トシ」という音だけが残っていました。
それから四半世紀後、子どもが生まれた時にどうしてもこの本を読ませたくて、図書館の司書さんに「あいうえおブック」を調べてもらったのですが、全然わからずじまい。
「トシ」を調べてもらってもわからず。
ですが、近所の図書館で偶然この本を見つけてしまったんです。
感動のあまり震えました。
そしてすぐに借りました。当時絶版だったので、手に入らなくて。
小さいころに大好きだったものに逢うと、こんなに心が動かされるんだと、不思議な気持ちでしたね。
が、しかし、、、、当時お座りがやっとできるようになった娘には、まだ早すぎたようです。
内容を理解することはできず、ペラペラとひたすら頁をめくるのが楽しいようでした。
そしてある時、「ベリっ!」という不穏な音が!
頁が一枚丸ごと根元から破り去られていました。
その時の衝撃は今でも忘れられません。
すぐさま平謝りで返却しました。
その後数日たって、きちんと修繕されて本棚に並べられていたので、安堵しましたが。。
その後ご縁があって、丸木俊さんご本人にお会いすることができました。
色がつなげてくれた大切なご縁です。
そしてうちの娘たちの色の感覚も、おかげさまでいい感じです。
そんな話を俊さんのお身内の方にしましたら、
「天国の先生に報告しますね。先生が今でもお仕事なさってるって知ってうれしいです。」
と仰ってくださいました。
ああ、そんな風に言ってくださって、とてもうれしいなって思いました。
だから、そんな色の組み合わせを見ると、嬉しくてゾクゾクしてしまうんです。
そんなものが皆さんにもあるのかな。
あるといいな、と思います。
だからこの本たちを見ているだけで、シアワセな気分に浸れます。
ステキでしょ。
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