エントロピー増大の法則に抗う②
前回福岡伸一先生の「動的平衡3」を読んで、この表題の記事を書きました。
「エントロピー増大の法則に抗う!!」の記事はこちらです。
今回はそれを受けて、食事について書きたいと思います。
食物は生命を維持するためのエネルギー源、つまりは車のガソリンのようなもの、と思っていらっしゃるかと思います。
炭水化物についてはそうですが、タンパク質は新しく身体を作り直すための材料です。
タンパク質(アミノ酸)の中には体内で合成できないものがあり、食事としてとらない限り、欠乏するものです。それが必須アミノ酸といわれるものです。
必須アミノ酸についてはこちらのページに詳しいです。
ですので、お食事でタンパク質はきちんととるようにして下さい。
炭水化物と比べると、ちょっと高価だし調理が必要だったりしてめんどくさい、という声が聞こえてきそうですが、身体を作る材料ですよ!!
過去にワタシもいろんな食事法を試してきました。
玄米食、野菜中心のプチマクロビ食など、身体によさそうなものは一通り。
でも今が一番健康なんです。
なぜかといいますとタンパク質をたくさん摂る様になったから。。
5年ほど前、バレエの発表会の練習がきつくて、筋肉痛はなかなか治らないし、怪我は多いし、で先生に相談したところ、ハードな運動をしている人はタンパク質を多めにとったほうがいい、といわれました。
それで体重1キロに対して1.5gのタンパク質を取りました。一日約70gです。
茹で卵1個で6グラムですから、その量を摂るのは結構大変です。
ですがタンパク質を摂る様になってから、体温がものすごく上がりました。
そして、長年の貧血が一発で治りました。
なのですご~~く元気になったんです。
実はフィッシャーで入院したときに、最初の二週間ぐらいはほとんど寝たきりでした。
その上病気で神経に信号がいかないため、筋肉がほとんど動かせなくていたところ、その2週間であっという間に筋肉がごっそり落ちてしまいました。
そしたら体重もとても落ちましたが、その後が本当に大変でした。
筋肉が落ちると人間立つこともできません。その上、ヘルニアにはなるし、歩けば脚は痛いしで。。。
もう二度とあんな目にあいたくないです。
ということで筋肉を落とさないように、本当に気をつけています。
適度な運動とタンパク質の摂取、ある程度の年齢になったら是非意識してほしいです。
そしてタンパク質を食べるときに気をつけていることは。。
タンパク質は消化に時間がかかりますので、消化を助けるために野菜を結構食べます。
野菜の水分に含まれる酵素が、消化を助けると本で読んだからです。
酵素は加熱すると死んでしまいますので、生の野菜ですね。
お肉なんかをレタスで包むといくらでも食べられませんか?
というか胃もたれしにくくなりますよね。焼き肉のサンチュです。
そして、タンパク質を意識して摂る様にしてから全然体重が増えなくなったんです。
ちょっと食べ過ぎてもすぐに戻ります。
筋力を維持するために運動もしていますが、、。(毎日腹筋とかはしていません)
一応骨格筋率30%近くは維持できています。
今はそれほど強度のある運動はしていませんので、タンパク質は40~50gくらいは目指すようにしています。
何より身体を作る材料ですから、お肌のためにも筋肉のためにも、タンパク質を沢山とってくださいね。
アンチエイジングにも絶対必要なものですよ。
だって筋肉が落ちたら姿勢も悪くなって、それだけでもよろしくないではないですか。
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