触れるということ
先だって久しぶりにケアを受けてみて、人に触ることについて認識を新たにいたしました。
ワタシの手技はオイルも何も介さず、直接人の皮膚に触れるものですから、かなり神経を使います。
ましてや全く知らない人に触るときは、少しコワくもあります。
いろんなエネルギーを持つ方がいらしたりするわけで、終わってからぐったり疲れることもあります。
ひどい時には悪いものを家に持ち帰ってしまって、子供たちが怪我や病気になることが重なりました。
そうすると余計に怖くなってしまって、どうしたものかと、何か良いツールはないかと探しまくりました。
そこで行き着いたのが香り。ホワイトセージを炊いたときの煙がとてもすっきりさせてくれ
ました。そういったツールが一つでもあるとだいぶ違いますね。
ですが、ワタシは交通事故で嗅覚を失ってから、その感覚をすっかり忘れていました。
今回ケアを受けてみて、香りの効用を再認識いたしました。
マアヤさんにケアしていただいたときに使っていたのは藿香(カッコウ)。それをいただいて帰ってきました。
現在一部の香りしかわからないのですが、この香りは確かに感じることができました。
(マアヤさんがワタシの身体に聞いて選んでくださるのです。)
不思議ですね。そしてこの香りに包まれていると、いつでもワタシは白い繭の中に入ることができます。
そして今回、人の手のエネルギーってやっぱりすごいなあと思いました。
だからこそ変な人に触られたくない、そういう気持ちがどうしても捨てられません。
ワタシが心を許す人の一人目は助産師さんのTさん。
この人はとっても優しい人なので、全身を預けられます。普段から赤ちゃんのケアをされているので、赤ちゃんのエネルギーを回してくれる感覚です。
この方と講座をつい最近始めました。
教えるのは難しいですが、気心の知れた人とエネルギーの交換ができるのは楽しいです
もう一人は男性で、10年近くお世話になっているスタイリストのSさん。
この人の手の置き方はすごいです。指一本一本にまで神経が行き届いています。
娘に「すごい人がいるから行ってみて!」と言われましたが、男性スタイリストさんで良い思いをしたことがなかったので、本当に渋々行きました。
ですが、初回からその感触に感動して、それから10年近く通っています。
シャンプーなんて毎度気絶しそうです。一度として同じマッサージだったことがなく、毎回進化しています。
聞けば、ご自分で相当鍛錬されたご様子。
まだお若いのですが、将来が楽しみで仕方ありません。ひそかに出資しようかと企んでいます笑
でもビッグになったら、ワタシの髪の毛やってくれなくなっちゃうかも涙
それはコマリマス...........。
「人に触る」ということは簡単そうですが、実はとても難しいものだと思っています。
でも触ることでしかできないことも、また沢山あるのではないかということに今回改めて気づきました。
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