緩和ケア
自宅にいながらホスピスのスタッフが在宅ケアにいらしていただくことも
最終的にはモルヒネも使われました。
ただモルヒネにも種類があるようで、弱いものから強いものまでいくつかの
医師からモルヒネ投与の前に説明を受けましたが、今から考えると、
ですので、家族はモルヒネを入れてもしばらくは生きるのだろうと
それまでも何度か医師からの説明で、あと数日で症状が一気に進んでしまう可能性が
高い、と繰り返し説明されていたのですが、父の様子にまったくそんな気配はなかったので、
扉を壊してから、ナースステーションの隣の観察室に移された父でしたので、
それでも夜になると父は一人でベッドから起きだし、いつの間にか床に寝ていたり
モルヒネ投与からは、急に大声で叫んだり、すごい目つきで人を睨んだり、と
これが後どのくらい続くのだろう、私たちは身が持つのだろうか、そんなことを
なくなる前日に「今から家に帰る!!」と電話して家族を呼びつけ、最後にきちんと話したのは、
どんな結論を出すのだろうか?と思っていました。
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