パワースポットのあとは美味しい場所へ
さて先日の和歌山ツアーから帰ってきて10日ほどが経ちました。
まだ何となく余韻が残っています。
ですが今回残念だったことが。
それは、今年も真名井社に行かれなかったこと。
熊野本宮大社から歩いて行かれる場所ですが、ひっそりとした山の中にあって人が訪れることはほとんどありません。
私はそんなひっそりしたところが気に入ってしまい、熊野本宮に行った時にはいつでも必ず寄っていました。
ところがです、去年から行かれなくなってしまったのです。
なんと崖崩れで、立ち入り禁止地域に。
この看板のすぐ先なのです。
50メートルくらいの場所なのに、行かれません。
この看板の前でしばらく立ち尽くしましたが、断念しました。
「絶対に入らないで」、という看板からの圧が凄かったので。
真名井社には大きな建物はなく、四角い井戸と、そこを見守るように小さな祠があるだけです。
私が行った時に水はありませんでしたが、この写真よりもずっと苔むしていて荘厳な雰囲気でした。
この井戸から立ち上る冷気がすごくて、あたり一面ひんやりしています。
その冷気の中にいると、身体の中がキレイになっていく感覚がありました。
その雰囲気があまりに厳かすぎて写真を撮る気にならないほどです。
水の湧き出るところって特別な場所のような気がします。
そしてここは、熊野の神様が最初に降り立った場所とされ、そのお水は本宮の神事に使われています。
なおさら厳かすぎる。。
そんな大切な場所なのに。。長い間誰も寄り付けないなんて。。
神事のお水はどうしてるのかしら。。
早く崖崩れが復旧しないかなって思います。
ですが、去年から全く様子が変わっていませんでしたので。。来年も直っているかどうか。。
実は和歌山ってものすごく道路がキレイなんです。
政治家(誰とは言いません)のチカラがすごいんですね。
奈良から和歌山に入るとすぐにわかります。道路がいきなりキレイで広くなるので。
どうやら紀伊半島を一周する高速道路の計画まであるようです。
そのポスターには大物政治家の満面の笑顔が。。。
それなのに、崖崩れの箇所がなかなか直らなくて。
ほかにもいくつかあるのですが、どこもここ数年変わり映えしません。
大きな道路や巨大なトンネルを何本も作るお金はあっても、小さな道を直すお金はないんですね。
そんな俗世間の都合なのかは知りませんが、真名井社への道が閉ざされたままなのはとても残念なことです。
真名井社断念の後は気分を取り直して、前からいきたかったこのパン屋さんへ。
去年泊まった宿で、ここの食パンを朝食で出してもらって以来、ずっと来たいと思っていました。
去年は11時開店を待つことができなくて、泣く泣く諦めたのですが、今回は開店とともに入店❣️
「今日は給食の日だったので遅くなりました〜」と店主さん。
いいなあ、こんな美味しいパンが給食で食べられるなんて、と心底うらやましいです。
よりどりみどりでパンを選べました。
全部が優しい味でとても美味しかったです〜。
そしてカスタードクリームもまったく臭くなかった。完璧です‼️
(私は嗅覚脱失で、一部の香りを強く感じてしまい、香料が入っていると臭くてダメなんです)
だから「無添加」のパン屋さんには心惹かれてしまいます。
お店はこの大斎原 の近くにあります。
とても素敵な空気に囲まれた美味しいパン屋さんでした。
また来年、楽しみにしてます。
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