呼吸で自律神経を整える
やっと本格的に秋がやってきてホッと一息です。
今朝はどこからか金木犀の香りがしましたが、どこので咲いているのかはわからずじまいです。
空の青さも濃くなってきましたね。
これは桜の木なのですが、今夏の暑さで葉が落ちてしまっています。
このような状態で気温が急に下がると、桜の木は冬が来たのかと勘違いしてしまい、その後暖かくなると花が咲くのだそうです。
もうしばらくすると、この枝にも桜がちらほら見られるかもしれません。
そんな桜の便りがあちこちで聞かれる、と今朝のラジオで流れていました。
今年の夏は桜が狂い咲きするほどの気候だったのですね。
もちろん植物だけではなく、今年の暑さは人の身体にも結構なダメージを与えています。
つい先日まで、かなり長期間暑い日が続きましたので、身体の中には熱がこもってしまっている状態です。
それなのに急に寒くなったりして、身体はどうしたらイイのか混乱してしまいます。
周囲でもなんだかだるい、でも眠れない、なんて声がちらほら聞かれるようになりました。
気温の上下というのは身体にとってはかなりのストレスです。
夏の間、冷房と外の暑さの気温差にさらされ、すっかり自律神経が疲弊してしまっています。
暑くも寒くもない、この時期にしっかりと夏の疲れをとっておきたいところです。
自律神経を整えるためにできる一番簡単な方法は、やはり呼吸でしょうか。
寝てても出来ますし笑
深い呼吸を繰り返すと、副交感神経が優位になってリラックスできます。
そのまま眠ってしまうほどです。
でもダルさを取りたい、体を元気にしたい、という時にはちょっと不向きです。
ということで、そんな時に私がするのは鼻から素早く吸って、鼻腔の上に空気を当てる呼吸です。
その後鼻から吐くだけです。
これはジャイロキネシスのクラスで教えてもらった呼吸法です。
鼻腔の上、というところは大脳にとても近くて、ここに冷たい外気を当てることで脳を冷やす作用があるのだそうです。
実際にこの呼吸をすると、頭がスッキリして眠気も飛びます。
呼吸で脳を冷やす、そんなことができるなんて思ってもみなかったので、この呼吸法を知ったときは驚きました。
身体に元気を呼び戻したいとき、運転で眠くなったときなどにも効果的です。
ぜひお試しください。
呼吸は自分でコントロールできますので、色々な場面で使い分けられる素晴らしいツールです。
たかが呼吸、されど呼吸です。
実は今日3ヶ月ぶりの膵臓MRIだったのですが、検査中の「ハイ息吸って〜吐いて〜止めてください」を繰り返すうちに眠くなってしまった私です。
MRIで眠ってしまうのは、毎度のことなのです。
ゆったりとした呼吸で副交感神経が優位になるからです。
途中度々眠ってしまって、どの場面にいるのかわからなくて、動かない方がイイかなってずっと息を止めてて苦しくなったりしてました。
年一回の頭のMRIでも必ず寝ちゃうんです。
医療関係の娘にも、「すごいね、そんな人聞いたことない」って褒められます笑
0コメント