毎日観察して記録することの大切さ
こんにちは。
すっかり桜も散って、夏のような日差しです。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さて今月から産休だった娘が復職し、孫が保育園デビューを果たしました。
まだ慣らし保育中ですが、色々大変なご様子です。
なので、このノートを今度持っていって、娘に見せてあげようと思います。
コレは下の娘が0歳の時の保育園のノート。
ちょうど25年前の記録です。
仕事をしながらも、毎日毎日子供の様子を園に伝えるために書いていました。
この4月8日の記録の中に書かれていることで今も印象に残っていることがあります。
保育園での食事欄にある「ミルク10cc (スプーンで)」
そうなんです。ずっと母乳だけでしたので、哺乳瓶を嫌がって嫌がって。。
担当の保育士さんはそれはそれは大変そうでした。
哺乳瓶から飲まないので、スプーンでミルクを飲ませていてくれたんです。
短大を出たばかりの20歳のY先生です。
主任の先生からは、食事の規定量について厳しく言われているようでした。
それなのに娘は飲まない食べない、、と。。
母親の私からは、「家では量を食べてるので、無理には食べさせなくて大丈夫です」と言われ、さぞかし板挟みで大変だったと思いますといって
そんな記録です。
その後、引っ越して保育園を変わることになってからも、お手紙で年に数回やり取りをしていました。
それくらいうちの子が大変で印象深かったのだそうです。
そしてこのノート、数年前にY先生にお貸ししたことがあります。
それまで婚家の家業を手伝っていたのですが、ご家庭の事情で、保育士さんとして復職されたのです。
お仕事を始められた時のことを思い出して欲しいなあって、送りました。
ご自分の若かった頃の記録を見せられて、恥ずかしい思いもされたようですが、とても喜んでくださって、送ってよかったなあって思いました。
いやはや、とっておいてよかった。そして毎日頑張って書いてよかったって思いました。
紙に書いておくと保存が簡単ですし、捨てない限りは手元に置いておけます。
データの方が嵩張らなくていいのかもしれませんが、その時に書いていた字を眺めるのも楽しいです。
そして、このノートを書いていたことが、とても今の仕事に役に立っています。
毎日子供の様子を観察することで、些細な変化も見逃さない目を養うことができたのではないかと。
お客様の身体に触れた時に、ん⁉️って気がつく感覚です。
その感受性には大きな個人差がある、とリンパの師匠がよく言っていました。
研修中には、私はかなり鋭い方だと、お褒めいただきましたよ。
あるお客様がおっしゃいました。
「何も言わなくても、何でもすぐにバレてしまいますね」
そうなんです。身体はとても正直です。
ストレスが強くかかっている時は、身体はかたまり、合わないものを食べていれば身体は冷えます。
そんなことに気付けるようになれたのは、この保育園ノートを書いていたからではないかなって思います。
日々観察し、記録する
それはとても手間がかかります。
ですが、それでしか養えないものがあります。
そのことが今とても役に立っています。
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