東京調布市のリンパドレナージュサロン ル・ロマラン です。

リンパドレナージュを通して、ココロとからだを整えながら暮らしている様子をお伝えしています。

お一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。

お客様からいただく声がうれしくて

ここのところ毎日寒い日がつづいています。
シクラメンも部屋の中に置いているのに、暖房のある部屋でないと萎れてしまうほどです。
これほど寒い冬は最近では珍しいです。


さて、お客様からウレシイお声をいただきましたので、ご紹介したいと思います。

その方は乳がんの方でステージ3でした。
以前からお仕事で矯正下着の販売をされていらして、ワタシも勧められたりしていたのですが、締め付ける衣類はリンパの流れを滞らせてしまうのでお断りしていました。

その方が乳がんになってしまったんです。
最初は米粒くらいの大きさのしこりだったものが、1ヶ月くらいの間に左乳房全体に広がってしまいました。
慌てて病院で診察を受けた結果が、乳がんのステージ3。
左乳房全摘の手術を受けることになりました。転移が見つかった場合には、その部分も追加で切除です。

手術を待つ間にリンパドレナージュを受けにいらしたのですが、全身の流れが滞ってカチコチの状態です。
手術前なのでできるだけ回数を行った方がいいのですが、度々は来られないとのことで、ご自分で家でやっていただくことにしました。

鎖骨のところと、脇の下のドレナージュです。

彼女は頑張りやさんなので、それはそれは熱心にやってくださって、みるみるうちに、しこりがどんどん小さくなっていったんです。
ワタシも正直びっくりしました。

そして手術前に受けた診察では、ドクターもその変化に目を疑うほどでした。
全体に散らばっていたしこりが、小さな一つだけになっていたのです。
そして3だったステージは1に下がりました。
ステージがふたつも下がることなんて、あるんですね。

全摘を予定していた手術は、部分切除のみになりました。
そして手術では、しこりが小さくなっていたので完全に取り去ることができ、予定されていた術後の抗がん剤治療も取りやめになりました。

この際、はっきり申し上げたいと思います。
矯正下着などの締め付けの強い衣類は、百害あって一利なし、です。

その方もドクターストップがかかって、自分で販売していた下着は着れなくなりました。
「キツイ下着は着てはいけない」とはっきり言われたそうです。

美しくなりたいという気持ちは理解できます。でも命懸けで、それをやりますか?

そして今彼女は術後のケアでいらしています。もちろんご自分でもドレナージュをなさっています。
手術の跡が固くなってしまうのを防ぐためです。
乳がんの手術のあと、傷跡がツレて腕が上がりにくくなることがあるからです。

手術前後に流れを良くすることで、手術の跡も本当にきれいになりますので、今後が益々楽しみです。


今回ご報告をいただいて、やっぱりこのドレナージュはすごいなあって、自分で自分を治せるってすばらしいなあって、思いました。
そして人間の身体が持つ自然治癒力の凄まじさにも。

その力は本当に無限とも思えるものです。それを引き出すことで、いろんな可能性がもたらされるのです。

そんなことを、お客さまの身体を通して、改めて教えてもらいました。
やっぱりこの仕事、面白くてやめられない。。

そんなことを思う大寒の午後でした。
大寒が過ぎたら、明日から少しずつ温かくなるかしら。。なりますように。



リンパドレナージュサロンRomarin

普通の主婦だったワタシがオリジナルメソッドのリンパドレナージュと出会って15年。 その間、なんと200万人にひとりの難病になったり、 交通事故で脳挫傷になったりと稀有な体験をしてきました。 ですが今ではその技術があったおかげで、ほとんど後遺症もなく普通の生活ができています。 その過程で得た、様々な知識や体験をお伝えしています。 少しでも皆様のお役に立ちましたら幸いです。

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