リンパドレナージュをホームケアに取り入れる
こんにちは。
昼間の雨が嘘のように晴れてきました。若干蒸し暑いです。
暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが今年の気候は何だか、行きつ戻りつしすぎてよくわかりません。
彼岸花もお彼岸よりも随分早く咲きました。
こんなに早いのは初めてじゃないかな。いつもお彼岸の頃に咲くので、その正確さに毎年驚いていたのですが。
もうすでに枯れているのも多いです。
さてこんなお声は、以前からよくいただいています。
リンパドレナージュをホームケアに使えませんか❓
10年ほど前にフランスで受けた講座では、参加者の半分くらいがホームケア目的で受講されていました。
残念ながら、日本ではホームケアとしてはあまり使われていません。
30歳をすぎた息子さんの喘息がドレナージュでよくなった‼️という方もいらっしゃいましたよ。
さて、つい最近、お父様をケアしたいという方から、ご質問がありました。
大変ご高齢で、心臓に水が溜まっていて、足の甲も浮腫んでいて辛そうとのこと。
通常は心臓や脳に疾患のある場合には、やってはいけない、とお伝えします。
それは、やり方を間違えると命の危険もあるからです。
お身内の方、ということですので、注意する点を併せてお伝えしました。
いかなる場合でも気をつけなくてはならないのは次の3つ。
①指の圧はできるだけ軽く、皮膚と手の間に薄紙を一枚はさむようなつもりで。
②トリートメントのスピードはゆっくりと。一箇所を1分くらいの目安で。
③ケアする時間は短めに。最初は5分から、様子を見て10分まで。
ご高齢の方ですので、身体に負担になってしまいますと、本当にぐったりしてしまいます。
リンパドレナージュは心臓の働きにダイレクトに作用しますので、心疾患の方でしたら、慎重にするに越したことはありません。
そしてケアの最中もご本人の体調に変化がないか、気を配ってください、と。
ワタシが自分で行うときも、強すぎたり時間が長すぎたりすると、動悸がする時がありますので。
もちろんその時の体調にもよりますが、リンパドレナージュの作用はダイレクトに身体に伝わります。
こうして、自分の身体でいろいろ実験しているのです。
ワタシのやっているリンパドレナージュは、この先生から直接マンツーマンで教えていただいたものです。
やり方についてはこの本に書いてある通りです。(講談社の本もありますが、内容はこちらの方が詳しいです)
去年、田中先生が本を出版されたからでしょうか、中古品の値段が上がっていますね。
講談社の方もどちらもすでに絶版になって久しいです。
そして去年出版された本はこちらです。
もしご興味がありましたら、本を入手されることをお勧めいたします。
素晴らしい本ですよ。
このリンパドレナージュに出会ったおかげで、いろんなことがありましたが、今も元気に暮らしていられます。
それは、とても確かなことです。
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