金木犀の香り。。ウレシイ💕
昨日あたりから金木犀の香りがほんのりと。。
おおおぉっ今年は花が見えない状態でも、香りがわかる‼️
去年まではオレンジ色に満開になった木ですら、やっと香る程度だったのです。
こんな少しの花の香りでも、わかるようになったなんてっ😭(自宅の金木犀です)
そうなんです‼️
金木犀の香りは、ワタシの嗅覚の復活具合を確認する重要なツールです。
実はワタクシ、4年前の交通事故で嗅覚脱失になりました。
その経緯がなかなかなんです
何度か書いていますが、何かのお役に立つなら、とまた書きます。
ちょうど4年前、交通事故で脳挫傷になりました。
今頃はまだ入院中でした。
信号のない横断歩道を自転車で渡っていた時に、横から来た車にゆっくりとぶつかられました。
すご〜〜くよく覚えています。なんでこんなゆっくり走ってるのに、自転車にぶつかってくるのか、と。
一見大した事故ではなかったので、救急車で搬送されたものの、目立った外傷もないし、CT画像も異常がなかったのでそのまま帰されることに。
その日は金曜日だったのですが
「脳外科の先生が月曜日に来るので、その時にまた来てください。」
ですが、頭と腰を強打していて、立って歩けない。
救急車が来るまでは気を失っていたので、どこを打ったのか自分でもわからない。。
ということで、頭を打ったら24時間経過観察するべきだな、とワタシは判断し、付き添いに来てくれた娘に言って、その場で自宅近くの大学病院に紹介状を書いてもらいました。
で、一度家に帰って、その病院に電話を一本入れました。(こういうところ本当に冷静だと我ながら思います)
「交通事故で救急搬送された病院で、脳外科のドクターがいないとのことで紹介状を書いてもらったのですが、今から伺いたいのですが。」
「すぐ来てください。」
ということで、タクシーで午後の閑散とした大学病院へ。
歩けないので、娘に車椅子を持ってきてもらって受付へいくと、先の電話で手配が済んでいたようで、そのままCT撮影室へ。
普通はめちゃくちゃ待たされるんですよ。
ですが頭を打ったとなると、それほど時間の猶予のないこともある。
撮影すると、すぐに読影してくれたドクターが
「前頭葉に出血があるので、HCUに入院してもらいます。絶対安静です。」
HCUとは「ハイケアユニット」の病室のことで、看護師さんが常時付き添ってくれます。
「このまま出血が広がらないように、点滴の処置をします。このまま出血部位が広がったり急に何かあった時には、開頭手術です。」
あらまあ、大変なことに。
慌てて駆けつけてくれた妹や弟も、何本もの管に繋がれたワタシにびっくりです。
いやあ、あのまま紹介状を書いてもらわなかったら、どんなことになっていたことやら。。
本当に紙一重だなと思いました。
後から聞けば、出血していた部位は、前頭葉の認知機能や言語などの領域に近かったようで、出血が広がっていたら今のワタシはなかったかも知れません。
で、治療の甲斐あってそのまま出血部位は広がらず、開頭手術は回避できました。
しばらくしてドクターから
「においはしますか?」
と聞かれて初めて気が付きました。一切においのないことに。
そして
「嗅覚神経のところに大きく出血部位があったので、嗅覚は諦めてください。」と。
なんでも嗅覚神経は復活しないんだそうで。
でもそのドクター曰く、
「すごくラッキーなんですよ。頭の中っていろんな機能が散りばめられているんですが、たまたまあなたの出血した箇所は嗅覚神経しかないところなんです。本当にそれしかないってところに出血が。。すごいです‼️」
そう言われてもねぇ、というのが正直なところでした。
でも人間ってやっぱり素晴らしい‼️
復活しないと言われていた嗅覚が、年々復活してきています。
3年で回復は頭打ちかな、とおもっていましたが、今年はさらに良くなっています。
諦めないって、とっても大事です。
特に何もしてないですが、、ドレナージュはしてます。
それが効いてると信じてます‼️
(お客様で動脈瘤が跡形もなく消えた⁉️人もいらしたので。)
嗅覚は認知機能に関係しますので、普段からいい香りを積極的にかいでおくといいですよ。
でもまだわからないにおい、たくさんあります。
嫌な匂いがしない傾向が高いです。
洗濯物の生乾きの匂いとか。。別にしなくてもいいかな。。
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