本読んでいますか?
今日は一段とあったかい。うれしくなります。
そして昨晩の地震は皆さん大丈夫だったかな。
東京は震度4でしたが、結構な揺れ感がありました。。
揺れている時間が長かったので、船酔いみたいでした。
さて、お客様の方から
「本が無性に読みたくなったんです。何かいい本ありますか?」
のご質問が寄せられました。
本ってすごく救いになります。
Kindleでもいいのかもしれませんが、ゆっくりページをめくる作業が好きなんです。
20年ほど前、絵本の福音館書店の当時社長でいらした、松居直さんのお話を聞く機会がありました。
その時に,お話しされていた言葉が印象的です。
「本にはすべてが書いてあります。そこから学び取ることで、人間はもっともっと豊かになれます。自分は本を読み終えた後、パタンと閉じる音が好きなんです。だから読書はやめられません。」
それからは、マネして意識的に本をパタンと閉じることにしています。(文庫本では無理ですが。)
はてさて何がいいかしら。。
と思っていたところ、この時期に毎年開く本があったことを思い出しました。
この時期、2月から4月くらいまで調子が悪い年が何年か続きまして、その間の気分転換にと同じ本を開いていました。
アーヴィング作品にはいろんな人が登場します。
トランスジェンダー、孤児、その他いろんな家族。
映画「ガープの世界」の原作者です。
その複雑極まりない人間関係を描くのですが、
「どんなことでもアイさえあれば乗り越えられる」
というメッセージが貫かれていると、ワタシは思います。
なので、この本をお勧めしました。
上下巻なので結構な読みでがありますよ。
映画にもなりましたが、原作の中で主要な地位を占める登場人物が、オミットされてしまっていて、非常に気に入りませんでした。
で、やっぱりこの時期何だか気分が乗らないので、本を読んでいます。
今読んでいる本は、
この3冊。並行読みです。
藤原新也さんは、いつも公平な!!(これが今の時代に一番欠けていると思います)視点がゆるぎなくて、文章も写真も素晴らしいジャーナリストです。
後はエッセイとファンタジーです。
絵本も読みますが、大人向けのファンタジーは時々覗きたくなる世界です。
ジャンルの違う本を、並行読みってなかなか楽しいですよ。
できる人とできない人がいるみたいですが。
ということで、この本が終わったら、「サイダーハウスルール」を久々に読みたいなと思っています。
この本は並行読み禁止です笑
毎回読むたびにいろんな発見があり、それを見逃さないためです。
ちなみに本の上にあるのは、下の娘が高校生の時、修学旅行で行った台湾のお土産です。
テーブルの上にあったので(なぜ??)、何となく色が足りないなと入れました。
ただのそれだけです。
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