「スマホ脳」の続きからの手前味噌
そうそう、書き忘れていました。
スティーブ・ジョブズは自分の10代の子どもにiPadを使ってよい時間を厳しく制限していました。
そしてあのビル・ゲイツも子供が14歳になるまでスマホは持たせなかったそうです。
街中で幼い子供がスマホを夢中で眺めているのを見ると、ちょっと恐ろしくなります。
電車の中でぐずらずに済むのでしょうが、(だってすごく刺激的ですもの。)将来が心配になります。
うちの子どもたちの時にはスマホはありませんでしたが、携帯電話を持たせたのは二人とも高校生になってからです。
当時はLineなどもなく、連絡手段として他のツールもありましたので、それも可能でしたが、娘たちからはかなり不評でした。
持っていない子はクラスに数人だったと思います。
実は小さいころは、テレビもロクに見せませんでした。
テレビを見ている時の、子どもたちの呆けたような顔がどうも好きになれませんでした。
それでも忙しい時は仕方なく、テレビに子守をお願いしていました。
そんな折でした。
「テレビを見せないほうが子育ては楽になるから、2週間だけ試してみて。」
と先輩ママの一人に言われ、試してみました。
確かに最初は大変でした。
テレビが相手をしてくれないので、ワタシがずっと相手をしなくてはなりません。
ですが1週間もすると、一人で自然と遊ぶようになったのです。
それからはほとんど手はかかりませんでした。
ですから、大人の集まりなど、どこへでも連れて行きました。どこに行っても静かに一人で遊べるからです。
大勢の大人の中でも、娘がワタシのすぐわきで、黙々と絵をかいたりパズルをしたりしていました。
ホントに手がかからなくて楽でしたね。
というか、説明するときちんと理解できていたんだと思います。
こういう理由があるから、ここでは静かにしていなくてはいけない。と。
テレビやスマホなどは一方的に刺激を与え続けます。
それが子供たちの考える能力を奪う、という人がいるほどです。
うちの子どもたちは、それぞれ色々あったと思いますが、割と自分たちで何とかしていたように思えます。
下の子などは、クラスの男の子に喉元にハサミを突き付けられたりしたこともありましたが、次の日からも平然と学校へ行きました。
流石にその時は校長室へワタシも行きましたが。
命にかかわることなので。
何がよくて何が悪いか、研究も色々進められているようですが、研究結果が出るまでには時間がかかります。
現代の技術革新のスピードに追い付かないようです。
後の祭り、とならないことを祈るばかりです。
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