大木がたくさん!!
こんばんは。
日常に紛れていますと熊野詣でもらったいろんなものがどんどん落ちていく気がしています。
でもそれではもったいない!
ということで思い出したことがありましたので備忘録として。。
この度行きました紀伊半島ですが、思いのほか気候が温暖なのです。
南方熊楠記念館へのアプローチは熱帯雨林のような中を通ります。
(スゴイ急坂で思わずLOWにシフトチェンジしましたよ😅)
奄美大島を彷彿とさせるような、そんな植生です。
ですので紅葉はあまりきれいじゃないんです。落葉樹がそれほど多くなく、山々は緑一色です。
地元の方々は皆さん
「紅葉なら高野山まで行かれたほうがいいですよ」とおっしゃいます。
ですが、玉置神社へ上る道はちょうど紅葉がキレイでしたよ。
前回まではあまり気づかなかったのですが、大木が多い。
特に神社の周囲にはたくさんあります。
こちらではご神木級の大木が、そこら辺にウジャウジャ生えている感じです。
今回大木にたくさん触ってきました。
この木は高原熊野神社の裏手にひっそりとあった木です。
なかなかの枝ぶりです。
そして斜面に生えているので、向こう側へ回るとちょうど寄りかかれていいんです。
しばらくもたれていました。
不思議なことにだんだん元気になってくる気がします。
ご神木はあまり触ってはいけないみたいですが、ご神木ではない大木がこのようにどこにでもあるので触り放題!!です。
幹に耳をつけると中から音がします。それを聞くのが大好きなんです。
でも普通は人の目があってなかなか難しい。
でも誰もいないので木にもたれかかって、長いこと音を聞いていました。
すっごい気持ちよかった!!
こちらはそのすぐ下にあったご神木。
一応しめ縄がかかっていましたが、普通のビニールのロープでした笑
特に柵もないので触らせていただきました。
多分どの木も樹齢数百年の楠ばかり。
楠にはウロ(中にできる空洞のこと)ができるので、本当はその中に入ってしばらく寝ていたかったのですが、出てこれなくなるのも怖いのでやめました。
トトロみたいでしょ。。
そしてこちらは玉置神社のご神木の大杉の脇に生えていたやはり大きな杉。
人目を忍んで向こう側に回ってもたれていましたよ。
ココも気持ちよかった!!
こうしていろんな木に触れていてわかったことがあります。
「木って何百年もただそこにいるだけで、多くの人を癒しているんだなあ」と。
そう思ったら涙が止まりませんでした。
「ただそこにいるだけでいい」
そんな存在になれたらいいのにって、心から思います。
何もしゃべらず何もしないでただそこにいるだけ。
とても難しいけれど、チョー憧れです。
たまたま今日「神様の木に会う」という番組をみました。
確かに巨樹はそこに存在するだけで多くの人々の心の支えになっていました。
そして。。。
これは最初の宿に着いたとき。
ウェルカムドリンク付きのプランだったので、もう運転もしないしいいや、と思ってチェックイン時にビールを頼んでふと外を見たら、
おぉぉユーヤケがキレイだ!
と、そのまま部屋にも行かず荷物もそのままで、テラス席でビールをいただきました。
だってユーヤケってすぐに終わってしまうんですもの。
大木とは関係ないけどすごくきれいだったので。
今年サイコーにおいしいビールでした!!
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