癌研
でもその間父は、自らの運転で軽井沢に行き、あちらの家を片づけに行きました。
明日がある、と普通は当たり前に思っていますが、それは本当に根拠のないことなんだと実感しました。
「癌の診断が出ていないんだよね～～。」と若いのにため口の医師。
ってこっちが聞きたいからここにいるんじゃない！！
「そうだね～～、検査はしないといけないね。いずれにせよ。」
「このもらってる画像とかは一か月も経っていて今の状態がわからないから、もう一回検査しましょうか。」
しかしここはさすが癌研,1週間ですべての検査が終わります。
癌と確定する前にすでに精神的にも身体的にも疲弊している父でした。
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