母のナクナリ方
実は母の臨終には誰も立ち会うことができませんでした。
病院に着いて案内してくれた看護師さんが言葉を選んでいる表情を見て、「もうなくなっているんですか?」と尋ねましたら「電話した時には、もうすでに心肺停止でした。そうは聞いていませんか?」とのこと。
一般病室から特別室に移された母は穏やかに眠っているようでした。違うのはただ息をしていないだけです。
もちろん最後まで水分を経口摂取していました。
最後はモルヒネで痛みを抑えながら、それでも意識がはっきりしているものですから暴れたり、薬の効きが切れてくると痛みで顔をしかめていました。
妹と「そんな風に亡くなりたいね。」と話しています。
私も最期は点滴を断れるようになりたいです。
母は偉大です。
0コメント