季節の行事を大切に暮らす
こんにちは。
ここのところだいぶ暖かい日が続いています。
梅の花も満開です。春になってきましたね。。
さて、昨日は大安吉日でしたので、お雛様を出しました。
今までは大安にこだわらずに出していたのですが、先月大阪で孫のお雛様を買った時に、お店の人がそんなことを言っていたので。
人形を娘宅に送る日に大安を選んでくださり、そして飾るのも大安にするといいですよ、と言われていたのです。
言われた通り、娘の家でも、昨日人形を出したとラインがありました。
うちでは、上の娘が生まれて以降、毎年毎年出していますが、今年は娘たちもいないし、ちょっと何のために出すのかって思ったりしていました。
ですが、この時期に雛人形を出す、という行為が大事なのだと。
やはり出さないと気になりますし、一度出さない年があると、それ以降はずっと出さなくなりそうです。
一応下の娘はまだ嫁いでいませんので、せめてそれまでは出そうかなと思います。
先日名古屋で「福よせひなプロジェクト」というイベントに参加してまいりました。
そこでは家で飾られなくなった雛人形を集めて、その年のテーマに沿ってお雛様たちを展示しています。
見れば、綺麗なお雛様ばかり。うちのように古いものは一つもありません。
10年くらい前のモノ、なんていうものもありました。お雛様の衣装で大体の年代がわかるのだそうです。
わずか10年で飾らなくなるって。。
それもかなり大きなものでしたので、とても値が張ったモノだと思います。
人形たちが色々なシチュエーションで飾られていて、それはそれは見事なのですが、私は何だか悲しくなりました。
だって皆、他のお人形たちとは離れ離れです。
家族から離れて出稼ぎに出ている、そんな姿に見えてしまいました。
時間がない、場所がない、と色々なご事情があって、こちらのプロジェクトに寄贈されたお人形たち。
ですが、私は思います。
ちょっとした手間をかけるだけで暮らしは素敵になります。
年に一度お人形を出して飾る、そんなちょっとしたことを大事にしながら暮らしたいな、って私は思うのです。
そう思ったきっかけがありました。
子供達がまだ小さかった頃の、この本との出会いです。
季節ごとの行事と、その時に食べられてきたお料理のレシピが書かれています。
手の込んだモノではなく、簡単に美味しく作れるものばかりです。
私も、3月のお節句には、ばら寿司(アレルギーがあるためお米は少なめ)と蛤のお吸い物を作ろうかな。
自分のためにスキなように料理しようと思います。
例えば、ばら寿司にはダイスキな穴子と菜の花を入れちゃうとか、勝手気ままです。
そして、その写真を娘たちに送ろうかなと。
そんな機会があるといいなと、願いを込めて。
ある意味プレッシャーをかけています笑笑
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