ココロとカラダは思った以上に繋がっている
午前中は激しい雨だったのに、午後からは急に晴れて暑い。。
油断してた。。
いつの間にか雲一つない空が。。なさすぎる。。
今日は少し前にいらしてくださったお客様のことを。
もう10年以上お越しいただいている方です。
ドレナージュ歴が長いですし、ご自分でもなさっているので、身体の反応は普通の方よりもいいです。
いつもは身体に触れるとすぐに、どこからか音がするのですが、その日は全くない。。
う〜〜んこんなの初めてだなぁ、と思いながらトリートメントをしていました。
そしてどうも頭部が気になるので、そこのケアを重点的にやってみたのですが、それでも反応が今一つ。。
何があったのかしら、、と、ふとその方の頭を持ってみたんです。
すると、ものすごく重い。。まるで石が詰まっている様です。
コレは気が頭に上ってしまって降りてこない状態です。
過度なストレスがかかるとこんな風に頭が重くなります。
何か強いストレスがかかることがあったご様子。
事前には何もおっしゃいませんでした。
ですが身体にははっきり出るんです。
コレだけ頭が重くて硬いと、全身をめぐるものも巡りません。
頭が流れをブロックしている状態です。
結局、最後まで身体からの音は一切ありませんでした。
時々初めての方で、長期にわたって薬を飲んでいたりすると、そういう反応が起きることがありますが。。
ですが、ほとんどの場合、身体は音を立てて反応するものです。
そこで終わってから尋ねてみました。
「頭が石のように重かったのですが、何か強いストレスになるようなことがありましたか?」
すると、長く可愛がっていたペットが1週間前に亡くなったとのこと。
それはそれは、身体も固まります。
そしてあまり悲しみを表現できていないようで、感情を中に溜め込んでしまっているご様子。
「今は何もかもシャットダウンしているんです。」とおっしゃって。。とにかくお辛そう。
できれば外に出したほうが、心も身体も楽になるのでしょうが。。
ですのでできそうなことを、と「息をとにかく吐いて下さい。」とお伝えしました。
こんな時はなんでもいいので、出すのが肝要です。
歌を歌って声を出してもいいですし、涙を枯れるまで流してもいい。
中でも、一番簡単なのは息をとことん吐くこと。
それで副交感神経の働きも良くなって、リラックスできる状態になります。
「それなら、できそうです。」と言ってくださいました。
「ココロとカラダは繋がっている」ってよく言われますが、意識がこれほどまでに身体にダメージを与えるのだと、改めて驚きました。
ココロがダメージを受けた時、それが全く身体に伝わらないようにするのは無理ですが、ちょっとしたことで身体のダメージを減らすことができます。
身体のダメージが減れば、自ずとココロも上向いていくものです。
ココロとカラダは表裏一体のモノです。
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